家をたてたひ
家が建つまでの道のりを備忘録として徒然とつづります。
ブロック塀の問題 その3
2010.11.09 (Tue) | Category : 実施設計
土地売買における瑕疵担保責任で控壁をつけて、建築基準法もクリアしたことで一件落着のはずだったが、あることに気がついてしまった。。。
写真で一番手前に写っている控壁が、和室の出窓に当たるのだ。
正確には、当たるのではなく、出窓と控壁の隙間が20cmしかないのだ。図面上のお話ですが。
赤で書いてあるところが控壁
御覧のようにこれでは通り抜けできない。
一体だれの指示でこんなことになっているのか。もちろん我が家は
控壁を設置する日程だけは聞いていたのだが、図面をもらったわけではない。
ブロック塀の件に関しては、仲介の不動産屋に建築士と打合せするようにとお願いしていたし、
建築士にもブロック塀の件で不動産屋から電話が行くので打合せをするために電話番号を教えていいか?と打診をし、知りえた情報は、毎度メールで報告していたのにだ。
この件で双方に問い合わせをしてみた。
仲介の不動産屋の言い分
・建築士に電話をしたが、控壁の位置については指示が無かった。
・事前に控壁の位置の指示があれば対応できた。
・一度設置したものなので、移設はできない。
建築士の言い分
・我が家が勝手に不動産屋に発注した案件なので、関係ない。
・不動産屋から電話があったが控壁の高さのことなどを聞かれただけで設置の位置については聞かれていない。高さの件などはよくわからないので、役所に確認するように伝えた。
・我が家から依頼が無かった。「電話番号を伝えていいか?」と聞かれたから「伝えていい」と言っただけだ。
と、こんな感じでいまだに平行線状態で、どちらも自分の責任を果たそうとしない。言い逃ればかりだ。
仲介の不動産屋は、工事について、内容を土地のオーナーである我が家に伝えなかったことと、そもそも工事にあたって十分な確認を取っていないという事実がある。
建築士は、役所との確認申請の中で、確認申請を通すためとはいえ、図面に一級建築士の専業として建築基準法に合致するような壁にするという旨の追記をした責任がある。
また、建物の位置取りに影響があることを分かっていながら、自分から不動産屋に対して指示を出していない。
解決方法はあるのだろうか。。。
その4へ続く
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